イグアスへの道は遠かった

世界一周

今回の旅の最初の目的地となるイグアスの滝。
スケジュールとしては2泊3日を割り当てていた。

不安の多い南米地域、いろいろ情報を集めてみると国内線の運航がかなり不安定らしい。
帰りは国内線から国際線へ乗り継いでヨーロッパへの大移動をしなければならない。
どう考えても同日移動は危険な香りがいっぱいだ。

しかも帰る日のフライトはブエノスアイレスの国際線があるエセイサ空港に行く便がなく、
30kmほど離れた国内線のアエロパルケ空港に飛ぶフライトしかない。
空港間移動までするとなると、たとえ乗り継ぎ時間がたっぷりあっても安心できない。

ヨーロッパ滞在がメインなので、ここでこける訳にはいかない。
念には念を入れてイグアス滞在を1泊にしてブエノスアイレスに1泊することにした。
1日縮めたことで帰りのフライトもエセイサ空港に行く夕方便を選択できることになった。
これならば、丸々半日以上観光の時間も取れることになる。

ホテルについても二転した。

イグアスの滝では有名なベルモンドホテル一択と考えていた。
唯一国立公園内にあって、短い滞在でもそこそこ滝を楽しめるはず。
しかし、ここは高い!安くても1泊13万くらいからだ。
それでも1泊だけだし効率を優先して、ちょっとドキドキだけど予約を入れた。
さらに空港からの送迎をメールでリクエストしておいた。

するとベルモンドは日本法人もあって、日本人のかたが現地との連絡をフォローしてくれた。
で、現地からの回答、、、送迎費用がなんと6万くらいになるとのこと。

さすがにこれは、、、、
しかし、このとき感覚が麻痺していたというか、正気を失っていたというか、、
限られた時間で確実に安全にを優先するならば、、仕方ないか、、と受け入れようとしていた。

その時、上記の日本人のスタッフからメールが届いた。

「ベルモンドはブラジル側にあるので、国立公園をぐるっと回ってこなければならず、
入出国の手続きなどもあるので、時間的に1泊での利用はあまりおすすめできない。
アルゼンチン側に宿泊されるほうが良いのではないか?」


とのこと。
この人ベルモンドの人なのに、なんて素晴らしい!
おかげで正気に戻ることができた。

そう、ベルモンドは直線距離は近いけれど、ブラジル側にあるので、
こんなにぐるっと回らなければならなかったのだ。
これでは時間ももったいない。
この日本人スタッフに感謝しつつベルモンドはキャンセルさせていただいた。

となると、もう泊るところはここしかない。
アルゼンチン側で唯一公園内にあるのは、「グラン メリア イグアス」だ。

ここも宿泊代は高い!安くても10万くらいから。
でも、余計な送迎代が無くなったと思えばなんとかなる。
一応、滝の見える部屋にしたので結局12万ちょいになったけれど、
一般客の入って来ない時間に徒歩で回れるメリットを考えれば安いものだ。

いや、どー考えても安いとは言えない、、、
でも、不安はほぼ無くなり出発の日が待ち遠しいばかりになった。

そして出発まであと2週間になろうとしたとき、、
ホテルからメールが届いた。

詳細は書かれていなかったけれど不可抗力によって宿泊出来なくなったとのこと。
お詫びとして日程を変更してくれれば部屋をアップグレードする。
変更出来ないなら代替案としてベルモンドか市内のホテルを手配するので
連絡して欲しい、というものだった。

時間的にベルモンドからグラン メリアに変更したのでベルモンドはない。
市内からも滝までは結構距離があるので1泊でバタバタするのは避けたい。
そもそも半年以上前から予約しているのに今さら泊まれないってどういうこと??
ブーブー文句言いたいところだけど仕方ない、、

詳しい理由を教えて欲しいとメールしたら「ある会社のイベントで貸切りになった」とか。
この担当者の対応自体は悪くなかったので、まーこういこともあるかー
今回の数少ない観光ポイント、しかも最初の目的地だったけれど、イグアスの滝はあきらめることにした。

そもそもイラン情勢などでこの旅行自体大丈夫かぁ??
と不安があった中だ。
少しでもリスクを減らして無理なスケジュールは組まないという
我が家のポリシーを貫くことに。

楽しみにしていたふみすけに見せてあげたかったな、、

さようなら、イグアスの滝

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